1歳の娘を呼び寄せたつもりが、華麗にスルーされた出来事を、父親が細かく記録した保育園の連絡帳がSNSで注目を集めています。投稿したのは、アクセサリー作家としても活動するharu.さん(@haru.tm45)。Threadsに掲載された写真には、娘とのやり取りをユーモアたっぷりに綴った夫の文章が残されていました。
そこに書かれていたのは、娘さんと父親のほほえましいやりとりを詳細に記録した、以下の文章でした。
「『ふうちゃんおいでー』と両手を広げて呼ぶと、ニコニコしながら歩いて来ました。
途中笑顔が消えたなとは思っていましたが、そのまま真顔でまるで父が見えてないかのごとく横を通り過ぎていきました。
明日もよろしくお願いします。」
妻のharu.さんがこの連絡帳に気づいたのは、翌日の記入をしようとした時。「娘に華麗にスルーされているのに、唐突に『明日もよろしくお願いします』と締めていたのが面白かったです」と、淡々とした記録とその落差に思わず笑ってしまったといいます。
夫は普段から真面目な性格ながら、冷静にツッコミを入れたり、ボソッと面白い一言を言ったりするタイプで、haru.さんは「毎日笑わせてもらっています」と話します。今回の連絡帳についても、夫自身は「日常であったことを書いただけ」と話していたそうですが、妻は「そこをチョイスするんだとは思いましたが(笑)」と、その独特のセンスに感心した様子。
ちなみに、娘が父親を素通りした理由については「特に思い当たる理由はない」ものの、「夫の先に何か目的があったのかもしれません」と推測しています。
また、今回の連絡帳について保育園の先生からの特別なコメントは「特にありませんでした」とのこと。
先生の心の中にそっとしまわれたのか、あるいは日常茶飯事で見慣れてしまったのか…。いずれにせよ、父の小さな悲哀が、家族とSNSの向こうの多くの人々を笑顔にした一日でした。
haru.さんは、アクセサリー作家としても活動しています。Threadsには家族の日常だけでなく、自身の作品も投稿しています。