新ひょうごの医療

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病期Ⅳa。進行した膵臓(すいぞう)がんと診断された女性(67)=たつの市=は、約7年前に膵頭十二指腸切除術を受けた。抗がん剤治療も併せて行った結果、再発はなく、夫と旅行を楽しむ日々を送っている。
夫(65)が糖尿病の経過観察のため通院する際、女性も血液検査を一緒に受けていた。2009年3月、血中のγ(ガンマ)-GTP値が2カ月前の約20倍に跳ね上がっていた。
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- シリーズ2 進化する診療
2016/7/2~2016/7/23
医療は急速に変わりつつある。今まで考えられなかった診断・治療法が実現したり、治療の目標そのものが大きく変わったりしている。「新・ひょうごの医療」のシリーズ2では、前回に引き続き「進化する診療」をテーマに最新の手法などを紹介する。

