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新ひょうごの医療
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糖尿病性足病変の患者が履いている装具(左)と中敷き

糖尿病性足病変の患者が履いている装具(左)と中敷き

 「糖尿病性足病変」は、多くの人が下肢を失う原因となっている怖い合併症だ。神戸市東灘区の男性(66)は8年前、左足に壊疽(えそ)ができて親指と人さし指の2本を切断した。それでも、ぎりぎりのところで膝から下の切断を免れ、今も自力で歩行している。

 男性は1993年ごろ、軽い糖尿病と診断された。その後も単身赴任中に不摂生をするうちに左足の先にまめができた。黒い部分がだんだん広がったため、2008年に新須磨病院(同市須磨区衣掛町3)を訪れた。

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2016/9/24

 加齢や過食、運動不足などの生活習慣が要因となる2型糖尿病。進行すると動脈硬化を招き心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす怖い病気だが、近年、画期的な新薬が登場するなど患者を取り巻く環境は大きく変わった。「新・ひょうごの医療」のシリーズ3では「2型糖尿病と闘う」をテーマに診療の最前線を紹介する。

(4)合併症への対応
 

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