新ひょうごの医療

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春日野会病院(神戸市中央区)は2006年から毎月、糖尿病の基礎知識や治療、合併症について、最新のトピックスを交えながら解説する「糖尿病教室」を開いている。講師を務める吉田泰昭理事長(71)は「糖尿病は生涯、付き合ってゆく病気。発病で失望する人も少なくないが、適切に治療すればむしろ健康に過ごせる」と強調し、病気を知ることの大切さを説く。
受講者の一人の男性(73)=神戸市中央区=は2007年、80キロあった体重が、ダイエットをしたわけでもないのに20キロ以上減った。「鏡に映る自分の顔が骸骨のように見えた」という。
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- シリーズ3 2型糖尿病と闘う
2016/9/3~2016/9/24
加齢や過食、運動不足などの生活習慣が要因となる2型糖尿病。進行すると動脈硬化を招き心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす怖い病気だが、近年、画期的な新薬が登場するなど患者を取り巻く環境は大きく変わった。「新・ひょうごの医療」のシリーズ3では「2型糖尿病と闘う」をテーマに診療の最前線を紹介する。

