新ひょうごの医療

食中毒を予防するポイントを話す居蔵泰隆さん=神戸市役所
食中毒の予防は、細菌を「付けない」「増やさない」「やっつける」が3原則とされる。神戸市生活衛生課の居蔵(いぐら)泰隆さん(31)は「対策は、飲食店でも家庭でもやることは基本的に同じ」と話す。
「付けない」では、トイレに行った後や、生肉や生魚、生卵などを触った後にせっけんでしっかり手洗いをし、ペーパータオルなどで拭く。生肉に付いていた腸管出血性大腸菌が生野菜に付いてしまうこともある。生肉などと野菜でまな板や包丁を使い分けるか、洗剤でしっかり洗うことが必要だ。
この記事は会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。
- シリーズ8 夏の病気
2017/7/1~2017/7/22
地球温暖化や都市化の影響で、35度以上の猛暑日も珍しくなくなった。暑い季節、体内では何が起きているのか。「新・ひょうごの医療」のシリーズ8では、「夏の病気」をテーマに危険な症状や対処法を紹介する。

