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新ひょうごの医療
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 心臓にある弁に障害が起き、本来の役割を果たせなくなる「心臓弁膜症」。以前はリウマチ熱の後遺症として発症することが目立っていたが、現在は高齢化や動脈硬化などによって起こる比率が高まっている。推定患者数は200万~300万人とも言われているが、発症を自覚して治療を受けている人はまだまだ少ないのが実情だ。

 心臓は、全身に血液と酸素を供給する役割を担っている。内部は左右の心房、心室の四つに分かれ、一方通行で血液を送り出す。それぞれの出口には逆流を防ぐための弁がある。

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2019/8/3

 心臓内で血液の逆流を防ぐ「僧帽弁」が閉じづらくなり、逆流が起きてしまうのが「僧帽弁閉鎖不全症」だ。心臓に負担がかかり、重症となれば弁形成をしたり人工弁に置き換えたりする必要があるが、体力的な問題などで手術ができない患者も多い。今回の「新・ひょうごの医療」では、そんな外科手術が困難な同症患者向けに始まっている治療「経カテーテル僧帽弁クリップ術」を紹介する。

【からだ】ひょうごの医療「僧帽弁閉鎖不全症」
 

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