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兵庫医科大病院炎症性腸疾患内科 中村志郎教授

兵庫医科大病院炎症性腸疾患内科 中村志郎教授

【兵庫医科大病院炎症性腸疾患内科 中村志郎教授】潰瘍性大腸炎の内科的治療では、副作用の多いステロイドに代わる治療が数多く生まれ、手術せずに社会生活を維持できる人も多くなってきました。一方、治療期間が延びたことで、発がんリスクは高くなるという意識で臨んでいます。

 治療が長期化した患者には検査を推奨し、入院する重症患者が約1週間経過を見て症状が改善しない場合、基本的に外科手術に切り替えるようにしています。

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2019/11/2

 免疫異常によって大腸が炎症などを起こす指定難病「潰瘍性大腸炎」は、希少疾患とされながらも、全国疫学調査(2016年度)で患者数が22万人を突破している。薬物療法を中心とする内科的治療が飛躍的に進化する一方、外科手術に至るまでの期間が延びた分、がん化する症例も増えている。救命と生活の質(QOL)向上を重視した、内科と外科の連携が重要性を増している。

【からだ】潰瘍性大腸炎の手術
 

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