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新ひょうごの医療
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粘土を殴ってストレスをやり過ごす方法を紹介する兵庫教育大大学院の岩井圭司教授=神戸市中央区東川崎町1

粘土を殴ってストレスをやり過ごす方法を紹介する兵庫教育大大学院の岩井圭司教授=神戸市中央区東川崎町1

 「コロナ禍によって精神疾患が増えていることを示す定量的なデータはないが、体感的にはそう感じる」。精神科医で公認心理師の岩井圭司・兵庫教育大大学院教授(59)が話す。診療所で患者の診察も続ける教授が臨床現場で耳にするのは、さまざまな「不安」だ。家族が感染しないか▽知らない間に自分が感染を広げていないか▽会社の業績が悪化するのではないか…。コロナ禍でこれまでの経験が生かせず、自分が無力に思える「自尊感情の低下」が起こりやすくなっていると指摘する。

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2020/11/7

 新型コロナウイルスの感染拡大で、学校が休校措置になったり、会社がリモートワークになったりと、生活環境が激変した人も多かった。感染防止のために人と接触する機会も抑えられ、孤立感などから情緒不安定になった人もいた。「新・ひょうごの医療-コロナ禍を生きる」第2回は、「コロナと心の健康」をテーマに、気を付けるべき症状や、日頃の生活でできる予防・改善策を紹介する。(霍見真一郎)

ひょうごの医療・メンタルメーンp1
 

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