新ひょうごの医療
がん検診は、厚生労働省の指針で、推進する5種類のがんと対象年齢などが示されている。それぞれ1~2年に1回の受診で、胃がん=50歳以上▽子宮頸(けい)がん=20歳以上▽肺がん、乳がん、大腸がん=40歳以上-となっている。
国立がん研究センター(東京)は、がん検診についてホームページで解説。症状がない人が検診を受けることで「がんを早期発見し、適切な治療で死者を減らすことにつながる」としている。
この記事は会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。
- コロナ禍を生きる 受診控えによる健康リスク
2020/12/5~2020/12/5
新型コロナウイルス感染が全国的に広がり続けている影響で、今春の「第1波」で見られたように、医療機関への「受診控え」が再び懸念されている。必要な治療を受けずに持病が悪化したり、健康診断や検診の回避によって病気の発見が遅れたりする恐れがある。「新・ひょうごの医療-コロナ禍を生きる」第3回は、「受診控えによる健康リスク」をテーマに、その実態を追い、関係機関の対策や呼び掛けを紹介する。(井川朋宏)

