新ひょうごの医療

オンラインで取材に応じ、熱中症予防のポイントを語る服部益治氏
「このまま熱中症シーズンを迎えたら、日本の医療現場は崩壊します」
コロナ禍の夏を控えた昨年5月、熱中症などの予防啓発団体「教えて!『かくれ脱水』委員会」が刺激的な文言で始まる提言を公表した。今年も精力的に熱中症予防のメッセージを発信している。委員長を務める三田市の「医療福祉センターさくら」の服部益治院長に、熱中症の具体的な予防法について聞いた。
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- コロナ禍を生きる 熱中症を防ぐ
2021/7/11~2021/7/11
新型コロナウイルス禍の2度目の夏を迎え、熱中症が懸念される。マスク着用で運動すると熱がこもりやすく危険なため、兵庫県内の各教育委員会は、登校時や体育でマスクを原則外すよう指導を強化している。だが、日常生活の中ではマスク着用が習慣化されている上、発熱すると、熱中症とコロナの区別がつきにくい。神戸大病院(神戸市中央区)で救命救急センター長を務める小谷穣治教授(61)に熱中症対応について聞いた。(霍見真一郎)

