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新ひょうごの医療
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無料アプリ「mymizu(マイミズ)」で外出中の給水スポットを探すことができる=神戸市中央区(撮影・秋山亮太)

無料アプリ「mymizu(マイミズ)」で外出中の給水スポットを探すことができる=神戸市中央区(撮影・秋山亮太)

 熱中症は、気温だけでなく、湿度などにも影響を受けるため、屋内では自身の異変に気づきにくい。神戸市によると、2020年に救急搬送された熱中症患者のいた場所は、「屋内」(409人)が「屋外」(351人)を上回っていた。環境省と気象庁は、熱中症の危険を地域ごとに知らせる「熱中症警戒アラート」を4月下旬から始めた。

 同アラートは、気温、湿度、放射熱-で算出される「暑さ指数」に基づき発令。熱中症の危険性が高い日の前日午後5時と当日午前5時にホームページなどで10月27日まで情報提供される。選択した地域に発令されたことを知らせる無料のメール配信サービスもある。環境省によると、2020年7~10月に関東甲信の1都8県で試行したところ、発令があったのは26日あった。

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2021/7/11

 新型コロナウイルス禍の2度目の夏を迎え、熱中症が懸念される。マスク着用で運動すると熱がこもりやすく危険なため、兵庫県内の各教育委員会は、登校時や体育でマスクを原則外すよう指導を強化している。だが、日常生活の中ではマスク着用が習慣化されている上、発熱すると、熱中症とコロナの区別がつきにくい。神戸大病院(神戸市中央区)で救命救急センター長を務める小谷穣治教授(61)に熱中症対応について聞いた。(霍見真一郎)

○ひょうごの医療・熱中症メーン2の2
 

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