新ひょうごの医療

遠隔画像診断を説明するNPO法人神戸画像診断支援センターの小西淳也副理事長=神戸市兵庫区荒田町2
コロナ禍における画像診断の活用は、デジタル技術の進歩なしでは語れない。神戸市兵庫区のNPO法人神戸画像診断支援センターで遠隔診断などにも力を入れる小西淳也副理事長(52)は「(この数十年の)医療の進歩の中で、画像診断ほど劇的に変わったものはない」と話す。四半世紀の経験から、画像診断の強みはどこにあるのか聞いた。
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- コロナ禍を生きる 画像診断の活用
2021/11/14~2021/11/14
新型コロナウイルスのPCR検査で陽性が出ても、それだけでは肺炎などの有無は分からない。レントゲンやコンピューター断層撮影(CT)による画像診断は、コロナ治療の方針決定に欠くことのできない重要な診断プロセスだ。急激に、あるいは長期的に炎症が進むケースがあるため、経過観察も油断はできない。神戸大病院(神戸市中央区)で放射線部長を務める村上卓道(たかみち)教授(60)に、コロナ禍の画像診断について聞いた。(霍見真一郎)

