新ひょうごの医療
- コロナ禍を生きる 画像診断の活用
2021/11/14~2021/11/14
新型コロナウイルスのPCR検査で陽性が出ても、それだけでは肺炎などの有無は分からない。レントゲンやコンピューター断層撮影(CT)による画像診断は、コロナ治療の方針決定に欠くことのできない重要な診断プロセスだ。急激に、あるいは長期的に炎症が進むケースがあるため、経過観察も油断はできない。神戸大病院(神戸市中央区)で放射線部長を務める村上卓道(たかみち)教授(60)に、コロナ禍の画像診断について聞いた。(霍見真一郎)

