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復興へ 第22部 「法」という壁

 阪神・淡路大震災は高度に都市化した地域にかつてない被害をもたらした。被災者は生活や人生の設計変更を余儀なくされた。法的な壁にぶつかった被災者からは、さまざまな裁判が起こされた。中でも、火災保険の支払い請求▽被災マンションの復興▽借地借家の権利をめぐる争い▽欠陥建築による被害の損害賠償請求-の四つは被災者の暮らしに密接にかかわる裁判として挙げられる。これらの訴訟経過などからは、現行法では解決できないケースや、法に従うと被災者救済につながらない現実などが浮き彫りになった。本来、人を守るはずの「法」が、被災地でその限界と矛盾を見せつけた。

 

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