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学舎で伝える 阪神・淡路大震災21年

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 阪神・淡路大震災の避難所になった学校はどこも混乱した。神戸市長田区二葉町1の真陽小学校には当時のようすが分かるノートが保存されている。

 避難所を閉鎖した8月20日までの約7カ月の出来事が、6冊の「引き継ぎノート」にびっしり書き込まれている。「色あせて傷んでいるが、貴重な記録。もしものときに生かせるようにしておきたい」。清原秀幸校長(56)がページをめくった。

 ノートには「子供の心を思いやった言動」と鉛筆で書かれ、ぐるりと丸で囲んでいた。校区内は大火に包まれた地域もあり、教職員らは、家を失ったり、身内を亡くしたりした児童らに気を配ったのだろう。

 児童の安否確認だけではない。被災者には高齢者もいた。深夜に救急車の手配もあった。電灯の消し方で被災者同士が口論にもなった。ノートには学校を守る者として直面する課題が刻まれている。(笠原次郎)

2016/1/9

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