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学舎で伝える 阪神・淡路大震災21年

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 神戸市の人工島ポートアイランドは阪神・淡路大震災の激しい揺れで、広範囲に液状化した。島の中央部にある港島小学校(中央区港島中町3)はグラウンドに大きな亀裂が生じ、校舎には無数のひびや段差ができた。

 大きな被害は修復されたが、細部には激震の爪痕が残る。校舎と運動場の間にある階段のれんがタイルの目地に隙間ができ、セメントや金属板で覆っている。玄関前の広場は足元のコンクリートが割れ、小さな段差も数多い。

 「このひび割れがなぜできたか知ってる?」。問われた児童らは声を合わせて「地震!」と答えた。毎年1月17日前後に、学年やクラスごとに校内の被災の跡を見て回る。三善(みよし)公文(ひろふみ)校長(55)は「まさに生きた教材」と話す。

 一方で、隣の中学校と共に小中一貫の教育を進める同小は、近い将来に校舎の建て替えが見込まれる。伝えることの難しさが、ここにもにじむ。(田中靖浩)

2016/1/12

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