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創業当時のセルロイド製造装置の一部。ものづくりの原点を示すモニュメントになった=姫路市網干区新在家、ダイセル網干工場(撮影・田中靖浩)

創業当時のセルロイド製造装置の一部。ものづくりの原点を示すモニュメントになった=姫路市網干区新在家、ダイセル網干工場(撮影・田中靖浩)

 「わが国セルロイド、ひいては化学工業のさきがけをなすもので、日本のものづくりの原点ともいえる場所である」。古びた機械のモニュメントに、魂のこもった一文がある。化学メーカー、ダイセル(大阪市)の主力拠点、網干工場(姫路市)にその碑は立つ。鈴木商店と三菱、岩井商店(現双日)による「日本セルロイド人造絹糸(けんし)」の設立から100年を記念して建てられた。鈴木の番頭金子直吉が、扱い慣れた樟脳(しょうのう)から日本の化学工業を切り開いていく。明治後期の創業当時、石油由来のプラスチックは無く、樟脳を原料にしたセルロイドは、史上初のプラスチックとして生活必需品になった。

 「セルロイド市場を一からつくった。挑戦し続ける姿勢がものづくりの原点だ」。碑文の文面を練った取締役常務執行役員の小河義美(56)は力を込めた。=敬称略=

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2016/8/7
 

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