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 元米大リーグ、イチローさんの草野球デビューが話題となった前日、同じ軟式球を使った兵庫県都市対抗大会が決勝を迎えた。注目度が高いとは言えないが、今年で70回を数え、甲子園経験者も出場する伝統ある大会だ。

 取材では元高校球児との再会が味わい深い。優勝したグローリープロダクツ(姫路市)の捕手・安積雅之は、神戸国際大付時代の2010年センバツに出場。3年夏は兵庫大会準決勝で加古川北に屈した。その加古川北と引き分け再試合の末に優勝したのがエース原樹理(現ヤクルト)擁する東洋大姫路。当時の中河宏輝主将は、今年の県都市対抗大会で準決勝に進んだグローリー(姫路市)の遊撃手-。とまぁ、メンバー表を眺めるだけで楽しめる。

 安積の取材中、今季限りでソフトバンクを退団した神戸国際大付出身の岡本健に話題が及んだ。安積にとっては中学も同じチームで一つ上の先輩。「何年か前(軟式野球に)誘ったけど、断られました」と安積は笑う。イチローさんではないが、いつか軟式球で快速球を投げ込む岡本の勇姿を見てみたい気もする。(山本哲志)

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