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100日連続フルマラソンを達成した書家で詩人の上山光広さん=神戸市中央区波止場町のメリケンパーク(撮影・鈴木雅之)
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100日連続フルマラソンを達成した書家で詩人の上山光広さん=神戸市中央区波止場町のメリケンパーク(撮影・鈴木雅之)
連続100キロウルトラマラソンに挑戦した上山光広さん(提供写真)
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連続100キロウルトラマラソンに挑戦した上山光広さん(提供写真)
連続100キロウルトラマラソンに挑戦した上山光広さん(提供写真)
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連続100キロウルトラマラソンに挑戦した上山光広さん(提供写真)

 今年3月に100日連続でフルマラソンを走った路上詩人・書家の上山光広さん(38)=神戸市北区=が今度は100日連続の100キロウルトラマラソンに挑んだ。結果は6日目の途中で無念のリタイア。あえなく失敗に終わったが、会員制交流サイト(SNS)では「十分に勇気をもらった」「5日で500キロは信じられない」などと、世界中からねぎらいの声が寄せられている。

 「完全に実力不足。100キロはやはりハードでした」。上山さんはさばさばと6日間を振り返った。

 スタートは11月30日午前6時。まだ夜も明けない自宅を出発し、延々と走り続けた。再び自宅に戻ってきたのは午後9時すぎだった。「2、3日目を乗り切れば、フルマラソンのときのように体が順応するはず」。そう思っていたが、体へのダメージは予想をはるかに超えていた。

 両脚の痛みに耐えながら何とか気力で体を動かし、5日目まで終えたが「ほとんど睡眠が取れず、メンタルが落ちてしまった」。低体温症の恐れもあり、6日目63キロ地点で苦渋のリタイアを決断した。

 「走るのはもういいかな」。もうろうとする意識の中で頭に浮かぶ瞬間もあったというが「走ることが大好きになっていたし、走ることを通して人を感動させることが好き」。ゆっくり休んで考えた結論は「リベンジ」だった。

 失敗を無駄にはしない。一つはコース設定だ。「しあわせの村」(神戸市北区)の周回などを巡るコースは獲得高度(合計で上った高さ)が1000メートルを超え「アップダウンが激しすぎた」。もう一つは体のケア。今回、食事は途中のコンビニなどで済ませ、ストレッチも自分で行ったが「『連続100キロ』は1日ごとの回復が何より重要。トレーナーのサポートがあればと痛感した」という。

 2017年に友人の誘いで走りはじめ、モンゴルのゴビ砂漠マラソン(6日間で250キロ)や壱岐ウルトラマラソン(100キロ)、そして100日連続フルマラソンを完走してきた上山さん。「今回は甘くなかったが、気持ちはなえるどころか火が付いた。こつをつかんだ部分もある。1年間じっくりと計画を練り、チームを組んで臨みたい」と再挑戦での成功を強く誓った。(山本哲志)

【連続100キロマラソン挑戦の記録】

1日目:12時間18分57秒

2日目:14時間1分21秒

3日目:13時間24分18秒

4日目:13時間15分51秒

5日目:13時間34分59秒

6日目:7時間14分4秒(63キロ地点でリタイア)

※記録はトレーニングアプリ「Strava」による

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