
全日本実業団対抗駅伝は1日、前橋市の群馬県庁前を発着点とする7区間、100キロに37チームが参加して行われ、旭化成が4時間46分7秒の大会新記録で快勝して連覇を4に伸ばした。歴代最多の優勝回数は25度となった。2分29秒差の2位にトヨタ自動車が続き、3位にホンダが入った。
2区で首位に浮上した旭化成は4区で2位に後退したが、5区の村山謙太が区間賞を獲得して差を詰め、6区で20歳の小野知大が区間新記録の快走でトップを奪回。7区の鎧坂哲哉も区間1位の走りだった。東京五輪マラソン代表に決まっているトヨタ自動車の服部勇馬は5区で区間3位だった。
JR東日本が4位。初出場のGMOは5位と健闘した。東日本大会を制したコニカミノルタは8位。住友電工は4時間53分31秒で16位だった。昨年2位のMHPSは4区で井上大仁が区間新をマークしたが、序盤の出遅れが響いて17位に終わった。
