スポーツ

  • 印刷
開幕戦に向けて調整する山中(左)ら=神戸市東灘区、神鋼灘浜グラウンド(撮影・中西幸大)
拡大
開幕戦に向けて調整する山中(左)ら=神戸市東灘区、神鋼灘浜グラウンド(撮影・中西幸大)
今季も司令塔として期待が集まるカーター=神戸市東灘区、神鋼灘浜グラウンド(撮影・中西幸大)
拡大
今季も司令塔として期待が集まるカーター=神戸市東灘区、神鋼灘浜グラウンド(撮影・中西幸大)

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会後初のトップリーグ(TL)は12日、全国6会場、全8試合で開幕する。昨季15季ぶりに優勝した神戸製鋼は神戸市須磨区のユニバー記念競技場で、日本代表のSH田中とSO田村を擁するキヤノンとの初戦を迎える。W杯で活躍した国内外の選手たちが集結し、例年以上に注目される今季。神鋼は日本代表CTBラファエレやニュージーランド代表ロックのレタリックら新たな戦力を加え、充実の布陣で連覇に挑む。

 新たな黄金時代へ、神鋼が確かな歩みを進めている。昨季の優勝を支えたスミス総監督とディロン・ヘッドコーチ(HC)が引き続き、かじをとり、新たに12選手を加えたチームは総勢57人の大所帯に。W杯の影響で昨夏に行われたTL杯に続いて、今季2冠目となるTL連覇を狙う。

 「(選手の)能力に対する自信はある」とディロンHCは言いきる。昨季の決勝メンバーから抜けたのは豪州代表のアシュリークーパーだけ。一方、レタリックやラファエレ、WTBモエアキオラの代表勢、TL杯でも結果を残したフッカー平原やナンバー8マクカランらが新加入。どこからも攻撃を仕掛けるアタッキングラグビーはスピードや迫力が増している。

 ライバルたちの打倒神鋼への気迫は、5試合のプレシーズンマッチで経験済み。間合いを詰める防御や接点への圧力で展開を封じてくるとみられるが「多くのオプションの中からどこをうまく使うか。全員に仕事がある」(フランカー橋本大)と、対策や分析を上回る総合力を培ってきた。

 キヤノンとの開幕戦は、日本代表ハーフ団をどう抑えるかが鍵になる。代表でチームメートのフルバック山中は「しっかりプレッシャーを与えていきたい」と警戒。南アフリカ出身選手やフッカー庭井(報徳高出身)ら相手FWにも難敵がそろうが、FW戦で押し込んで主導権を握りたい。控えに入った代表プロップ中島は「インパクトを与える」と気合十分だ。

 神鋼は30歳代が主力の多くを占め、豊富な経験も大きな武器となる。今季のリーグ戦は5月までの長丁場で、けがや疲労の蓄積は懸念されるが、38歳を迎える昨季TL最優秀選手のSOカーターは「ヨーロッパに比べれば15試合はまだまだ短い」。出場機会に飢えた若手も、練習から激しいアピールを続けている。

 チーム関係者によると、開幕戦には2万人以上の来場が予想され「W杯ぐらい盛り上がってほしい」と山中。高まるラグビー熱の中心に、王者神鋼が君臨する。(山本哲志)

スポーツの最新
もっと見る

天気(2月24日)

  • 13℃
  • ---℃
  • 0%

  • 16℃
  • ---℃
  • 0%

  • 13℃
  • ---℃
  • 0%

  • 15℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ