
体重無差別で争う柔道の近畿選手権は1日、和歌山市の和歌山ビッグウエーブで行われ、決勝は兵庫県姫路市立灘中出身の小川竜昂(日本製鉄)が中野寛太(天理大)に延長の末に反則勝ちし、3年ぶり3度目の頂点に立った。上位6人が全日本選手権(4月29日・千葉ポートアリーナ)の出場権を獲得し、うち5人を日本製鉄勢が占めた。
同時開催された近畿女子選手権は準優勝の荒木穂乃佳(兵庫県警)、4強に入った桑形萌花(夙川高)、5位決定戦を制した吉峰芙母絵(近大)の夙川高現役・OG3人を含む上位5人が、全日本女子選手権(4月19日・横浜文化体育館)に駒を進めた。
大会は新型コロナウイルス感染拡大に伴い無観客で行われた。
