スポーツ

  • 印刷
無観客の中でも豪快に塩をまく照強=エディオンアリーナ大阪(撮影・山口登)
拡大
無観客の中でも豪快に塩をまく照強=エディオンアリーナ大阪(撮影・山口登)

 新型コロナウイルス感染防止のため、史上初の無観客開催となった大相撲春場所。ご当所の歓声がない中、兵庫ゆかりの力士たちは黙々と奮闘する。初めて大関で地元場所に凱旋(がいせん)した貴景勝(芦屋市出身)、前頭の妙義龍(高砂市出身)と照強(南あわじ市出身)の幕内3人を筆頭に、関取を目指す若手まで角界で一大勢力を築く32人の兵庫勢。勝負の後半戦に向かう郷土力士を紹介する。

     ◇

 豪快な塩まきとともにしぶとい取り口に磨きがかかる。身長169センチの小兵、照強は「(無観客でも)テレビで見てくださる人もいる。やるべきことをやる」と心に決める。

 阪神・淡路大震災が起きた1995年1月17日、震源地に近い淡路島で生まれた。中学卒業後に入門した伊勢ケ浜部屋の猛稽古でもまれ、昨年の春場所で念願の新入幕。7月の名古屋場所では12勝を挙げて敢闘賞を受賞した。淡路産のタマネギをこよなく愛し、南あわじ市の「ふるさと応援大使」にも就任した。

 塩商品「伯方の塩」の懸賞が今場所から初めて付き「(新入幕から)1年でやっと。うれしい」とにんまり。4日目のベテラン琴奨菊との一戦では「自分から自分から動けた」と中にもぐって下手投げ。5日目は初顔合わせの元大関栃ノ心を下し「自信にはなる」と元大関連破に胸を張った。

 「勝ち越しを目指したい」。負けん気が身上の25歳は幕内上位をにらみ、大男たちに挑み続ける。(山本哲志)

スポーツの最新
もっと見る

天気(6月4日)

  • 29℃
  • ---℃
  • 10%

  • 31℃
  • ---℃
  • 10%

  • 30℃
  • ---℃
  • 10%

  • 32℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ