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昨年の県高校総体陸上で笑みを浮かべる選手。新型コロナウイルスの影響で高校生アスリートの集大成の場が不透明になってきた=2019年6月、ユニバー記念競技場
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昨年の県高校総体陸上で笑みを浮かべる選手。新型コロナウイルスの影響で高校生アスリートの集大成の場が不透明になってきた=2019年6月、ユニバー記念競技場

 全国高等学校体育連盟(全国高体連)陸上専門部は13日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、各都道府県の専門部委員長宛てに、6月末までの競技会の自粛を文書で要請した。これを受け、兵庫県高体連陸上専門部は同日、5月29~31日に神戸市須磨区のユニバー記念競技場で開催予定だった県高校総体を中止すると発表した。今年で64回目を迎える大会の中止は史上初めて。

 全国高校総体(インターハイ)予選大会の県総体の中止が決まり、代表決定は異例の対応を迫られそうだ。全国高体連陸上専門部は、公認記録で各種目のランキングを確定して選出する方法を示したが、兵庫は総体のほか、5、6月の公式大会が全面中止。各選手が前年度の公認記録を更新できない状況の中、代表を決める可能性が高まってきた。

 全国総体出場への道のりは例年、県の上位6位(一部種目は4位)までが近畿ブロックに進み、近畿地区予選の上位者がインターハイに出場する。ただ、今年は大会自体が行われないため、県、近畿で公認記録を集約してランキングを決め、例年の出場枠に当てはめて代表選手を選考する方針だ。

 現状では、どの時点の公認記録でランキングを作成するかは未定。毎年、多くの選手が全国総体に出場する社の山田真利監督は「願わくは頑張ってきたことを発揮できる場があればうれしいが、最優先は命。決められたルールを守り、今できることをやるしかない」と話す。

 県高体連陸上競技部は、今月7日の緊急事態宣言後も大会実施を模索してきた。県総体は5月上旬の地区予選会を行わず、6月にオープン参加も可とする県総体を5日間、2会場で行う案を作成したが、今回の通達で開催不可となった。

 榎本隆夫委員長は「生徒の頑張ってきた姿を見てきた。特に3年生に公認記録を残してあげたい」とし、ウイルス感染の状況を踏まえながら、7月初旬に記録会などの大会の開催可否を検討している。(金山成美)

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