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バレーボール女子日本代表の石井優希
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バレーボール女子日本代表の石井優希

 「こどもの日」の5日、バレーボール女子日本代表の石井優希(久光製薬)がインスタグラムの生配信を通じ、新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続く小学生と交流した。気持ちの切り替え方を問われ「一人の世界に入りすぎず、自然体で」と助言する。トレードマークの笑顔を絶やさず、優しい口調でぐっと距離を縮めた。

 その様子を見ながら、日本代表の中田久美監督の言葉を思い出していた。「しゃべらない、笑わないで、最初は本当に暗かった。いつも泣いていた」。久光を率いていた時から愛情を持って起用し続けた指揮官は、石井の成長を語るとき、こう振り返る。素質はエース級。だが、2011年に19歳で初代表入りした際は周囲になじめず、翌年のロンドン五輪出場を逃した。

 「エースとしてちゃんとやれるように」。14年の国体決勝、自身のスパイクミスで敗れた責任を感じ、中田監督に泣きながら宣言した頃から心(しん)が通った。16年、リオデジャネイロ五輪代表になった時にはもう「自分の考えを周囲に伝え、思い切りプレーできている」と堂々としたもの。五輪会場の取材ゾーンには、勝っても負けても顔を上げて記者と向き合う石井がいた。

 昨季は久光で主将を務め、チームをまとめる難しさを知った。8日に29歳の誕生日を迎え、「20代最後、もっと石井優希という存在をアピールしたい」と誓う。五輪の1年延期もプラスに捉え、一段と強くなった姿を「東京」で見たい。(小川康介)

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