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昨年の日本選手権の女子棒高跳びを制した那須真由。1年延期になった東京五輪を目指しトレーニングに励む=兵庫県小野市内
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昨年の日本選手権の女子棒高跳びを制した那須真由。1年延期になった東京五輪を目指しトレーニングに励む=兵庫県小野市内

 昨年自己ベストを何度も更新し、日本選手権を制するなど飛躍の一年となった陸上女子棒高跳びの那須真由(RUN JOURNEY、兵庫県・明石商高-園田女大出)。今季は東京五輪に照準を定めていたが、目標の大会は1年延期になった。「ある意味チャンスと思って、来年に向けて練習する。試合が再開されたら、1発目から記録を出す」と意欲を燃やす。(金山成美)

 那須自身が「あっ、跳べたという感じで、追いつかないレベルで進んでいった」というほど、2019年の活躍は目覚ましかった。

 2月に4メートル10の自己ベストを出すと、4月には3週連続で更新し、4メートル25まで記録を伸ばした。急成長した理由を「体重が減ったこと。硬いポールが使えるようになったこと」と分析。跳躍までの流れもジャンプの切れもよく、練習でもミスがなかったという。

 昨年の大会はすべて4メートル台で、アベレージも上昇。6月の日本選手権で初優勝を飾り「目標の試合で全部(トップを)取れた」と順調に成績を残した。

 一方で、あと15センチに迫った日本記録(4メートル40)を塗り替えられず「周囲の人たちにも期待され、自分も目指したが、届かなかった。練習ではいい感じで跳べているのに、試合で出せなかったのはまだまだ甘い」とすべて満足とはいかなかった。

 五輪延期が決まり、大会がない時期だからこそ体の使い方を学ぼうと、4月から週2回、器械体操を教わっている。鉄棒やトランポリンに取り組むことで、「棒高跳びに必要な筋力がつく」と感じている。

 今、掲げる目標は「東京五輪で決勝に残ること」。参加標準記録は4メートル70、決勝ラインも4メートル55~60とみられ、日本記録を上回る設定だが、「目指せない記録ではない」と言い切る。「自分を見つめ直せる期間と考え、コツコツと体づくりをして、陸上シーズンが始まったら記録を爆発させる」

 世界の選手と戦う日を思い描き、まい進している。

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