
サッカー女子プレナスなでしこリーグ1部のINAC神戸は2日、7月18日のリーグ開幕へ向け、練習拠点の神戸レディースフットボールセンター(神戸市東灘区)で本格的に始動した。
同センターでの全体練習は約2カ月ぶり。23人の選手たちは終始笑顔で人工芝の感触を確かめながら、約1時間半汗を流した。今季から指揮を執るゲルト・エンゲルス監督は「つくり直すより継続。4月までできたことを続けたい」とし、ゴールを意識した1対1の練習にも取り組んだ。
クラブは4月4日に活動を休止し、今月1日に全体練習を再開した。練習の合間には殺菌成分入りの美容液で手を消毒し、給水は個々のボトルを使うなど感染症対策にも引き続き取り組む。(尾藤央一)
