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無観客の中、熱戦を繰り広げる男子のダニエル太郎(中央)
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無観客の中、熱戦を繰り広げる男子のダニエル太郎(中央)

 新型コロナウイルスの影響で活躍の場を失ったプロテニス選手を支援するシングルスの無観客大会「BEAT COVID-19オープン」が1日、兵庫県三木市のブルボンビーンズドームで開幕した。男子のダニエル太郎(エイブル)、女子の日比野菜緒(ブラス)ら国内トップの20選手が出場。男女各2組に分かれて2日間の予選リーグを戦い、各組1、2位が3日の決勝トーナメントに進む。

 国内外の大会が中止に追い込まれる中、プロ選手が賞金を獲得できる機会をつくろうと、今大会に協賛するサンワカンパニー(大阪市)の山根太郎社長を中心に企画。1500万円を目標にクラウドファンディングで運営資金を募ったところ、1カ月で861人から961万3千円が集まり、スポンサー収入などもあって開催にこぎつけた。

 斉藤貴史(橋本総業、相生学院高出)や清水悠太(三菱電機、西宮甲英高出)、山中太陽(西宮TC、西宮市出身)ら兵庫ゆかりの選手も白熱のプレーを見せた。同ドームを練習拠点とする加藤未唯(ザイマックス)は「一時は練習する意味を見失ったが、この大会が決まり、練習が苦ではなくなった」と感謝した。

 運営側は選手とトレーナー計30人にPCR検査を実施し、コート9面のうち使用は4面のみとして間隔を空けるなど、感染症対策を徹底。コート上ではボールボーイが手袋をはめ、選手もタオルの表裏で汗を拭く部位を変えるなど工夫した。

 男子の国別対抗戦、デビス杯(デ杯)元日本代表監督で大会開催委員長の竹内映二氏(芦屋市在住)は「対策をすればテニスは安心、安全にできることを伝えたい。お手本になり、一歩踏み出すことができれば」と意義を語った。

 大会特設サイトで全試合生配信し、インターネットを通じて寄付できる「投げ銭」システムも導入。第2弾のクラウドファンディングを実施し、ジュニアの全国大会の代替大会開催や他競技への寄付も検討している。(尾藤央一)

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