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ノーリツを退社、岩谷産業に移籍した陸上の中野円花。新天地での活躍を誓う=明石市、明石公園陸上競技場きしろスタジアム
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ノーリツを退社、岩谷産業に移籍した陸上の中野円花。新天地での活躍を誓う=明石市、明石公園陸上競技場きしろスタジアム

 昨秋の世界選手権女子マラソン代表、陸上長距離の中野円花が、岩谷産業への移籍を決断した。「もう一度日本代表に」。10年間過ごした兵庫を離れ、新天地でさらなる成長を期す。(金山成美)

 中野は大阪薫英女学院高を卒業した2010年、ノーリツに入社。14年からマラソンに取り組み、昨年1月の大阪国際女子マラソンで2時間27分39秒で4位(日本人2位)と飛躍した。

 東京五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権も獲得したが「小さいころからの夢だった」と世界選手権出場を選択。「選手村の雰囲気を味わい、短距離などのほかの種目の人たちと一緒のチームとして過ごし、貴重な経験だった」と日本代表の重みと楽しさを知った。

 レースは高温多湿の過酷な条件で行われ、日本から出場した3選手はまとまって走る作戦を立てて臨み「ライバルだけど3人で上位を狙い、日本チームの絆を感じた」。完走率59%にとどまる中、粘りを見せた中野は11位でフィニッシュした。

 だが、「ミストサウナみたいな暑さよりも、脚の痛みの方が勝っていた」ほど、コンディションが悪かったという。「ベストの状態で出られなかったことで、悔いが残った」からこそ、現役続行を決意。古巣のノーリツには「感謝してもしきれないほど、感謝している。寄せ書きしていただいた日の丸は一生の宝物」と思い出を語った。

 岩谷産業を率いるのは、04年アテネ五輪の女子マラソンで金メダルに輝いた野口みずきさんを指導した広瀬永和監督(西脇工高出身)。28歳で新たな一歩を踏み出す中野は「世界陸上で、日の丸をつけて世界の選手と戦うのは楽しいなと感じた。新しい環境で頑張って、もう一度日本代表になりたい。チームメートとみんなで駅伝も頑張りたい」と活躍を誓っている。

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