
サッカー女子プレナスなでしこリーグ1部第6節最終日の23日、3位INAC神戸はノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で首位浦和を迎え撃つ。米女子プロリーグNWSLから古巣に期限付き移籍で加入した元日本代表MF川澄は「チームを鼓舞する」と約4年ぶりの復帰戦へ準備を進めている。
INAC神戸は20日、神戸レディースフットボールセンター(神戸市東灘区)での練習を報道陣に公開。合流3日目の川澄も11対11の実戦形式の練習に参加し、エンゲルス監督に「サイドハーフが一番いい」と両サイドで起用され軽快な動きを見せた。出場登録が完了すれば、今節からのメンバー入りが濃厚だ。
米国でもINAC神戸の全試合を動画で確認していたといい「縦の速さやダイレクトプレーが必要」と課題を自覚する。34歳のベテランが3試合ぶりの白星へ起爆剤となる。(尾藤央一)
