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8月に今季初戦となる兵庫県サッカー選手権に出場した関学大。練習の制約を受けながら秋季リーグに備える=8月8日、三木市の三木総合防災公園陸上競技場
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8月に今季初戦となる兵庫県サッカー選手権に出場した関学大。練習の制約を受けながら秋季リーグに備える=8月8日、三木市の三木総合防災公園陸上競技場

 関西の大学スポーツ界に秋シーズンが到来したが、今年は新型コロナウイルスの影響で大会の開催判断が割れている。すでに開幕した卓球をはじめ、5日から野球の関西学生、関西六大学などで秋季リーグ戦が始まるが、ハンドボールやバドミントンなどは中止。昇格・降格についても競技団体で扱いが分かれている。(有島弘記、永見将人、山本哲志)

 8月21日、武庫川女大ハンドボール部を率いる佐久川ひとみ強化コーチが、体育館で4年生6人と向き合った。春、秋のリーグ戦に続き、全日本学生選手権(インカレ)の中止が決まった翌日のことだった。

 「いろいろな気持ちがあると思うが、このまま引退させるのは心苦しい。代わりの大会があるかもしれない。集大成として一緒にやりたい」

 4年生は今季の公式戦が絶たれ、インカレ4強の目標も失ったが、全員が「自分たちも出たい」と賛同。早ければ9月末にも開かれる関西地区の代替大会に向けて再び練習に集中し、かつて日本代表で主将も務めた佐久川コーチは「何事もなかったようにやっている。素晴らしい」と精神面のたくましさをたたえる。

 緊急事態宣言解除後、対面授業を再開した中学、高校と異なり、多くの大学はリモートでの講義が続く。課外活動も制約され、リーグ戦などの中止は競技の屋内外を問わずに広がっている。

 剣道の関西学生連盟は8月7日、コロナ禍の長期化を踏まえ「就職活動等に時間を取られクラブ活動ができておらず」「(選手が)すでに引退」-などを理由に、代替大会の開催断念も表明した。

■昇格・降格判断にも波及■

 今秋の開催を決めた競技でも、昇格・降格の判断を巡って揺れている。

 10月に開幕するアメリカンフットボールの関西学生リーグ1部は今季、甲子園ボウル出場を争うトーナメントを実施し、昇降格は見送る。甲南大や神院大などを含む2部の指導者らが昇格を求める嘆願書をまとめたが、関西学生連盟は8月5日の理事会で採用しないと決めた。

 同連盟の山田恒治専務理事は「練習がままならない大学も多く、降格を行わないことは以前から決めていた。昇格についても来季の安全面やスケジュール面を考えると難しい。(選手らの)気持ちは非常に分かるが…」と説明する。

 一方、関西国際大、甲南大が1部に所属する硬式野球の阪神大学連盟は昇格を行い、降格は適用しない。サッカー男子も同じ方式とし、関西学生連盟側は「下部リーグのチームにとって、昇格は励みになる」としている。

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