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 伝統のプラカード係も聖地へ-。19日に兵庫県西宮市の甲子園球場で開催される履正社高(大阪)の全国高校野球選手権大会優勝旗返還式で、式典誘導を務める市西宮高(西宮市)の選考結果発表が14日に同校で行われ、90人の中から15人(補欠2人含む)が選ばれた。当日にプラカードを持つ寺崎桃杏奈さんは「中学1年生の時から憧れていた。うれしい気持ちでいっぱい」と感無量の様子で話した。

 同校は1949年から夏の甲子園大会で開会式のプラカード係などを担当。甲子園での行進を夢見て入学する生徒もいる。新型コロナウイルス禍で今夏の甲子園大会が中止となり、球児と同様に晴れ舞台がなくなった。現在は2年生が務めることになっており、指導役の青石尚子教諭に「来年、3年生でチャンスはありませんか」と尋ねてきた生徒もいたという。

 寺崎さんは自宅の廊下で音楽を流して行進練習するなどして9日の選考会に臨み、大役の座を射止めた。「たくさんの同級生が応募した。その人たちの思いもしっかりと背負って歩きたい」と力を込めた。

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