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チーム発足時から在籍し10季目を迎えるミスター・ストークス、谷直樹主将。美しいシュートフォームで点を積み上げる=西宮市立中央体育館
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チーム発足時から在籍し10季目を迎えるミスター・ストークス、谷直樹主将。美しいシュートフォームで点を積み上げる=西宮市立中央体育館

 バスケットボール男子Bリーグの2020~21年シーズンは10月2日に開幕する。2部(B2)西地区の西宮ストークスは同日にアウェーの松山市総合コミュニティセンターで初戦を迎え、愛媛と対決。レギュラーシーズン60試合を戦い、B2上位8チームで争うプレーオフ進出を目指す。チーム創設10季目の今シーズン、4季ぶりのB2優勝と1部(B1)復帰に向け、メンバーは結束する。(藤村有希子)

 左手は添えるだけ。右の手のひらにボールを載せ、真っすぐに手首を返す。まさにお手本のようなシュートで点を量産する。「ミスター・ストークス」。谷主将は西宮の攻守の要であり続ける。

 2011年、チーム発足とともに入団した。10年目の現在まで、一度の移籍もなく在籍し続けるのは谷だけだ。

 「僕のキャリアの半分以上は苦しいシーズンだった」と振り返る。なかなか白星を挙げられなかった旧ナショナルリーグ時代。Bリーグでは1部に昇格して迎えた17~18年シーズン、下位に沈んですぐ降格。以後は2部から抜け出せていない。

 それでもストークスを離れない理由は何か。

 「生まれてから大学まで、兵庫を一回も出ていない。兵庫のバスケ界に育ててもらったと思っている。その恩返しじゃないが、地元チームを強豪にしたい。もっと地域に根付かせて、阪神タイガースさんのような存在にしたい」。ひょうひょうとした雰囲気の一方で、強い思いを秘めていた。

 06年、地元兵庫で国体が開かれた。川西緑台高3年だった谷は、当時育英高の松崎らとともに開催県チームの選手として出場した。県バスケット協会が総力を挙げて強化してきた世代だ。「全部、そこから始まっている」と谷。当時の主力たちが今、県内初のプロバスケットチームを支える。

 32歳のキャプテンはおちゃめな一面もあり「きゃぴたーの」の愛称でファンから親しまれる。「いつまでも2部にいちゃいけない。今季、何が何でもB1に上がれるように頑張ります」と気合は十分だ。

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