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 兵庫県などで来年5月に予定する生涯スポーツの国際大会「ワールドマスターズゲームズ(WMG)2021関西」が、開催時期の1年延期を視野に最終調整していることが9日、分かった。新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、大会組織委員会会長の井戸敏三兵庫県知事は「強行できる状況ではない」と延期を示唆。10月28日の組織委理事会で最終決定する。

 組織委が8日に大阪市内で開いた常任委員会には、開催地の自治体や経済団体から約50人が出席。予定通りの来年5月開催か、1年延期するかについて議論したところ、大半が「延期が妥当」と答えたという。

 同大会は国内3万人、海外から2万人の参加を想定しており、渡航制限が完全に解除される見通しが立たない上、PCR検査の実施や入国時の隔離措置など課題も多い。過去9回の大会では50代以上の参加者が半数を占めるなど、新型コロナで重症化しやすいとされる高齢の参加者も多い。

 予定通りの開催を希望していた井戸知事も「五輪と違って競技ができればいいわけではない。国際交流やスポーツツーリズムに貢献してもらうという大会の理念を考えると、強行できる状況ではない」と話した。

 WMGは1985年にカナダ・トロントで始まり、おおむね夏季五輪の翌年に4年ごとに開催。トップ選手だけでなく、原則30歳以上なら誰でも参加できる。10回目となる今大会は来年5月14~30日に、関西2府4県に加え、福井、徳島など4県を会場に、35競技59種目が行われる予定。参加者の宿泊や観光などで1461億円の経済効果があると見込んでいた。(斉藤絵美)

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