
ラグビーのトップリーグ(TL)神戸製鋼に加入したバックスのベン・スミス(34)とSOアーロン・クルーデン(31)が4日、神戸市内で入団会見に臨んだ。元ニュージーランド(NZ)代表の2人は日本語であいさつし、スミスは「神戸の優勝に貢献できるように頑張る」。クルーデンは「神戸のやり方を学び、すぐにでもプレーしたい」と語った。ともに2年契約。
スミスは2大会連続でワールドカップ(W杯)に出場し、昨年の日本大会では計4トライ。「自分のスタイルはスピードの豊かさ。グラウンドの横幅を全部使うプレーが好き」とアピールした。
クルーデンは、11年のW杯優勝に貢献した司令塔。「バランスを大事にしている。ラン、アタック、パス、さまざまなキック。しっかりタックルを決めるところも」と、攻守両面での活躍を誓った。
新型コロナウイルスの感染予防として、会見は神戸港中突堤の観光遊覧船「boh boh(ボーボー) KOBE」の船上デッキであった。(有島弘記)
