
ランナーたちの足元はやはり、あのカラフルな“厚底”だった。10月24日に兵庫県西脇市であった県高校駅伝の東播地区予選会。男子1区、快足自慢の大半が米ナイキ製のシューズを履いていた。
同社は2017年夏、本格的な販売を始めた。軽くて柔らかい特殊素材で作った靴底の間に炭素繊維のプレートを入れ、高い反発力とクッション性を実現。男子マラソンの大迫傑(ナイキ)が日本新記録を樹立するなど国内外のトップ選手が好記録を連発し、高校生にも波及した。
ただ、予選会に出場した女子は違った。ナイキの厚底は少数で、アシックスが目立った。(有島弘記)
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