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甲子園ボウルに向けた練習で土の感触を確かめる関学大のRB三宅
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甲子園ボウルに向けた練習で土の感触を確かめる関学大のRB三宅

 アメリカンフットボールの東西大学王座決定戦「甲子園ボウル」は13日、西宮市の甲子園球場で行われ、3年連続31度目の頂点を目指す関学大(関西)と、3年ぶり22度目の栄冠を狙う日大(関東)が伝統の一戦に臨む。10日は関学大が同球場で練習を公開し、選手たちがはつらつと汗を流した。

 今年は新型コロナウイルス感染拡大で開催可否の判断が遅れ、芝の養生が間に合わなかったため、フィールドの半分を占める内野の黒土は芝を敷かずそのまま使用する。練習では種類の異なるスパイクを試しながら土の感触を入念に確認。指揮官として初の甲子園ボウルに臨む大村監督は「フィジカルでは負けている。考えていることを精度良くやりたい」と日大を警戒した。

 持ち前のスピードで相手守備陣を圧倒するのがエースRB三宅だ。昨季はリーグ優秀攻撃選手に選ばれ、存在感を誇示。最終学年の今季は筋トレに励み、速さに強さが備わっている。立命大戦で独走できなかった反省から「1対1で勝つ練習をしてきた」と、聖地では大暴れするつもりだ。

 甲子園は2年前、初の独走TDを決めた場所。日大と対戦した3年前にはルーキーながら出場し、敗れた悔しさも知る。「自分がボールを託されたら独走。RBで勝った試合と言えるように」と誓う。(長江優咲)

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