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アーチェリーでUー20日本代表に選ばれた甲南女大の山中乃絵留=神戸市東灘区の甲南女大
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アーチェリーでUー20日本代表に選ばれた甲南女大の山中乃絵留=神戸市東灘区の甲南女大

 アーチェリー女子のU-20(20歳以下)日本代表の山中乃絵留(のえる)=甲南女大1年=が兵庫に拠点を移し成長を遂げている。昨年の茨城国体を制した愛知県一宮市出身の19歳は「残り3年間でインカレや王座で成績を残したい」と大学生活での成長を誓う。

 岐阜・聖マリア女学院中で「個人で集中する作業が得意。自分自身のことを自分で知れる」と競技にのめり込み、3年時の全日本中学生選手権で4位に入った。聖マリア学院高でも全国舞台で上位に入賞し、2019年春の全国高校選抜大会混合で優勝。秋の茨城国体では、少年女子個人で日本一に輝き「1位を狙っていた大会で勝ててすごい自信になった」。

 「(中学の部活の)第1希望は美術部だった」と明かすほど、幼い頃から絵を描くことが好き。「建物が高校に似ていて、アーチェリーもリーグが上。大学生活も頑張れる」とオープンキャンパスで一目ぼれし、授業でデザインや趣味のカメラについても学べることから甲南女大文学部メディア表現学科への進学を決めた。

 今春から新生活をスタートさせる予定がコロナ禍で、神戸での寮生活が始まったのは9月から。それまでは実家を拠点に母校で練習を続け、弓の感覚を研ぎ澄ませた。公式戦を経験しないまま、11月にあった代表選考会の一発勝負で実力を発揮。1日目を1272点の4位で発進し、2日目は「同じ点数で安定感があった」と644点を2度マーク。2560点で8人中3位に入り4枠の代表をつかみとった。

 試合では4分以内で6射を放つが、「周りが2本残っているぐらいで終わっている」という早打ち。風で体が冷えないように自分のペースを貫く。また精神面でも「プレッシャーを隠さなくていいんだ」と緊張を楽しみながら射場に立っている。「力は落としたくない。大学で『あの子いなくなったね』って言われないように努力する」。目指すは日本代表。向上心は高まるばかりだ。

(尾藤央一)

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