
女子ゴルフの宮里藍さん(35)が指導するジュニアレッスンが24日、神戸市北区山田町の六甲国際ゴルフ倶楽部で開かれた。今年は新型コロナウイルスの影響で大会中止が相次ぎ、宮里さんは「目標を定めるのが難しい年だったと思う。楽しい時間を過ごしてもらいたかった」と、笑顔で中高生にアドバイスした。
6月に同倶楽部で開催予定だった「宮里藍サントリーレディースオープン」が中止となり、大会アンバサダーを務める宮里さんとジュニア選手の交流を企画。滝川第二高校ゴルフ部の部員ら12人が参加した。
宮里さんは1打ごとにクラブや距離を変える練習や、太もも、足裏など特定部位を意識する素振りを助言し、自らもクラブを握って手本を見せた。コースでのレッスンもあり、西宮市立塩瀬中の生徒(3年)は「藍さんはキラキラしていた。教えてもらったことすべてをメモにして今後に生かしたい」と感激していた。(松本大輔)
