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開発した靴下を持つミムラボの三村仁司さん(右)と長男で専務の修司さん=加古川市東神吉町神吉
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開発した靴下を持つミムラボの三村仁司さん(右)と長男で専務の修司さん=加古川市東神吉町神吉
ミムラボが開発した靴下
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ミムラボが開発した靴下

 シドニー五輪女子マラソン金メダリスト高橋尚子さんら多くのトップアスリートのシューズを作り、厚生労働省の「現代の名工」にも選ばれた三村仁司さん(72)のシューズ工房「M.Lab(ミムラボ)」(兵庫県加古川市東神吉町神吉)が、ランナー向けの靴下を開発、発売した。シューズ以外に自社ブランドの製品を本格販売するのは初めて。疲れにくいよう生地は柔らかく、薄く伸びやすいため足にもフィット。裸足に近い感覚で履ける逸品という。(伊丹昭史)

 三村さんは同市出身。スポーツ用品大手アシックスで野口みずきさん、有森裕子さんらマラソンの五輪メダリストや、野球のイチローさんらの靴を手掛けた。定年退職後の2009年に地元東播の地に工房を設立。マラソン五輪代表らトップ選手はもちろん、一般ランナーのシューズも製造している。

 ランナー向けの靴下は、アシックス時代から製作してきてはいたものの、さらに改良した品を作ろうと19年から開発に着手した。

 生地は足を締め付けすぎて血流を圧迫しないよう、柔らかさにこだわった。薄く伸びやすくし、5本指に分かれたタイプでも指が横に広がりにくく、サイズの合ったシューズをそのまま履けるという。十分な通気性も確保した。

 また走る際にシューズや靴下の中で足の位置がずれると摩擦でまめができやすくなるため、足裏部分に小さな丸い滑り止めを多く装着。しかも限りなく薄いものを付けることで、履いた際の違和感も軽減した。布のつなぎ目が足に当たらないよう編み方も工夫した。

 製造は南あわじ市のメーカーに依頼。ノーマルは1650円、5本指が分かれたタイプは1760円で、サイズはS(23~25センチ)、M(25~27センチ)、L(27~29センチ)から選べる。ミムラボのオンラインショップなどで購入できる。

 20年9月末の発売後はアスリートにも好評といい、今後は丈違いなども展開していく予定。三村さんは「選手のためになるよう、他にはない靴下を作りたかった。記録を出したい一般ランナーも履いてほしい」と話している。

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