
卓球の全日本選手権最終日は17日、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪で行われ、東京五輪代表同士の決勝となった女子シングルスは石川佳純(全農)が伊藤美誠(スターツ)に4-3で逆転勝ちし、5大会ぶり5度目の日本一に輝いた。前々回大会準優勝で初制覇を狙った16歳の木原美悠(エリートアカデミー、明石市出身)は準決勝で石川に2-4で敗れた。
準決勝で前回女王の早田ひな(日本生命)に4-3で競り勝った伊藤は決勝では3-1から3ゲームを連取され、2大会ぶりの優勝を逃した。
男子シングルス決勝は及川瑞基(木下グループ)が森薗政崇(BOBSON)に4-3で競り勝ち、初優勝を果たした。
11日から行われた大会は新型コロナウイルスの感染防止のため観客を入れず、シングルスのみで実施された。
