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Jリーガーのセカンドキャリア支援に向け、業務提携を結んだ元選手の近藤岳登さん(左)と日本営業大学の中田仁之学長=2020年12月、大阪市北区
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Jリーガーのセカンドキャリア支援に向け、業務提携を結んだ元選手の近藤岳登さん(左)と日本営業大学の中田仁之学長=2020年12月、大阪市北区
近藤さんが開設した「Jリーガーオンリーサロン」のビデオ会議
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近藤さんが開設した「Jリーガーオンリーサロン」のビデオ会議

 サッカー選手の「第二の人生」支援を-。Jリーグ1部(J1)ヴィッセル神戸の元選手の近藤岳登(がくと)さん(39)=神戸市中央区=が現役Jリーガーらを対象に、オンラインでビジネスを学ぶ場を提供している。企業経営者ら講師陣を集め、会員制の無料サロンを開設したほか、スポーツ選手のセカンドキャリアを支援する教育機関「日本営業大学」(本部・大阪市)とも提携。「引退後の人生が、現役時より面白くなってほしい」と語る。(井川朋宏)

 2017年限りで引退した近藤さんは20年9月、選手を対象に「Jリーガーオンリーサロン」を開設。企業経営者や衣料品ブランドを立ち上げた元選手ら約10人を講師に迎えた。

 サロンには、いずれもJ1のクラブに所属する、岩波拓也(浦和)=神戸市須磨区出身▽小川慶治朗(横浜FC)=兵庫県三田市出身▽田中順也(神戸)-ら34人が登録。月2回ほどビデオ会議アプリ「ズーム」を通じ約1時間半の座談会を開く。引退後の助言に限らず、選手個人のオンラインサロン開設やイベント開催なども提案していく。

 さらに、20年5月に開校し、元スポーツ選手を支援している日本営業大学と方向性が一致。近藤さんのサロン会員の多くは1月中旬から同大学に入り、無料でビジネスマナーや会計、IT技術といった数十種類のオンライン講座を受けられるようになった。

 取り組みの背景について、近藤さんは「元選手は『サッカーしかやってこなかったので(指導者などで)競技の道に残るしかない』と考える人が多い」と指摘。「一つの道を究めた選手は体力、活力があり、元Jリーガーの肩書も生かせる」と競技以外の分野での可能性を力説する。

 J1神戸、J2水戸などで計11年プレーした近藤さんは現役時から人脈を広げ、選手生活の終盤から吉本興業に所属。引退後すぐ「Kiss FM KOBE」のパーソナリティーなどの仕事に恵まれた。19年には、ひとり芸の日本一を決める「R-1ぐらんぷり」準決勝に進み話題となった。

 「現役時からアンテナを張って準備していれば、引退が怖くなくなる」と近藤さん。「Jリーガー全員が入るビジネススクールができれば」と理想を描く。

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