第76回国民体育大会冬季大会スケート、アイスホッケー競技会第3日は29日、名古屋市の日本ガイシアリーナなどで行われ、フィギュアスケート成年女子ショートプログラム(SP)で兵庫の坂本花織(シスメックス、神院大)は1位(78・45点)、三原舞依(シスメックス、甲南大)は5位(63・24点)で30日のフリーに進んだ。
最強コンビが4年ぶりに復活した。フィギュア成年女子の坂本が、非公認ながら自己ベストの78・45点でSPトップに立ち、三原も63・24点で5位に。2017年の少年女子で兵庫を優勝に導いた2人が、都道府県成績の首位発進に貢献した。
「兵庫県代表として一緒に出られるのは国体しかない。(三原に)『お願い、出てください』と言いました」と坂本。調子が万全でなかったという三原も「兵庫県の順位を下げるわけにはいかない」と奮起した。
先に演技したのは三原。冒頭の3回転ルッツに続くトーループを「回転不足になるよりいいかな」と瞬時の判断で2回転に抑えた。その後も大きなミスなく演じきると、バトンを託された坂本は圧巻の滑りで応えた。
後半の連続3回転を鮮やかに決め、スピン、ステップも最高難度をそろえた。「どうしてもレベル4が取れなかった」というステップは直前まで磨き「中心の軸から外すくらい」勢いよく体を動かし成果を見せた。
「舞依ちゃんに無理させちゃったけど、2人なら乗り越えていけるかなと。ワンツーフィニッシュできるように頑張りたい」と坂本。生まれ育った兵庫に、2人で恩返しする。
(山本哲志)









