
サッカー女子のINAC神戸の選手が講師役となり、仲間や夢を持つ大切さを伝えるオンライン授業が2日、神戸市立住吉小学校(東灘区)であった。
2016年から実施している学校訪問事業「絆の時間」の一環。新型コロナウイルス感染拡大を受け、今年は初めてオンラインに切り替え、9日までの4日間、市内の14小学校で実施される。
初日は、住吉小の4年生4クラスを対象に行われ、女子日本代表「なでしこジャパン」の杉田妃和選手(24)や三宅史織選手(25)ら8人がクラブハウスからビデオ会議アプリを通じて交流。三宅選手は幼い頃からサッカー選手を目指していたといい、「(選手に)なることが夢ではない。次は日本代表で活躍すること」と新たな目標を紹介した。
将来の夢がサッカー選手という女児(10)は「少しずつ目標を立てることが大切だと思った」と話した。(尾藤央一)
