
ラグビー・トップリーグ(TL)第1ステージ第2節最終日の28日、ホワイト・カンファレンス(白組)3位の神戸製鋼は、ユニバー記念競技場(神戸市須磨区)に同5位のキヤノンを迎える。20日のNECとの開幕戦は白星の一方で38失点。2連勝へ、守備の改善が鍵となる。
若手の奮起も期待される。開幕戦で負傷交代したプロップ中島に代わり、在籍3年目の高尾がTL初出場初先発を飾る。プロップ陣で1番というベンチプレス150キロを上げる24歳は「スクラムなどセットプレーで相手にプレシャーをかけたい」と抱負。強豪ではない九州共立大出身で、無名とも言えるが、ディロン・ヘッドコーチは「おそらく、みんなびっくりするでしょう」と期待値は高い。
神鋼の神戸での試合は1年ぶり。FB山中は「(守備の)修正したところ、チーム力をしっかり出したい」と、地元開催を待ちわびるファンに誓った。(有島弘記)
