特集
わが子よ 生殖医療 迷宮編
自分たちの受精卵の写真を見る宮田鈴子と夫の孝(仮名)。これまで何度もつらい自己注射や採卵をして受精卵移植を試みた
プシュッ。大阪市内のクリニックから帰宅した宮田鈴子(みやた・すずこ) (40)は、帰り道で買った缶ビールを開けた。採卵や受精卵移植の前後は、アルコールを控える。ビールに口をつけるのは結果が駄目と分かった日の習慣だ。
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- わが子よ 生殖医療 迷宮編
2013/11/5~2013/11/16
ライフスタイルの変化で出産年齢は年々上昇し、11年には初産時の平均年齢が30歳を超えた。子宝に恵まれず、生殖医療にすがる人たち。迷宮をさまようかのように、歩いては立ち止まり、また歩きだすその姿をリポートする。(敬称略)
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(12)初めて聞く夫の本音 2人で歩いていく
11/16 13:06
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(11)離れる体、心擦れ違い 治療きっかけ、関係崩れ
11/15 13:02
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(10)子どもいない人生もあり 来なかったコウノトリ
11/14 13:00
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(9)小休止、言外の思い 「もっといろんな体験を」
11/13 12:58
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(8)駄目だった日はビール 採卵12回、たゆたう
11/12 12:57
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(7)繰り返される喪失 複雑で曖昧、悲しめない
11/11 12:22
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(6)“お母さん”になりたい 気持ち不安定、夫責め
11/10 12:21
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(5)仕事やりくり、病院通い 努力って報われない
11/09 12:09
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(4)ゴールはいつ来るの 正解分からず暗中模索
11/08 12:08
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(3)まるでブラックボックス 妹が妊娠、素直に喜べず
11/07 12:07
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(2)消えた小さな命 「あきらめたくない」
11/06 11:05
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(1)うれしさと怖さと 初めての体外受精
11/05 12:03















