漫画家「赤夏」さんが自身の公式ツイッターアカウント(@akasasimi)に投稿した体験漫画「ワクチン副反応レポ」が注目を集めています。
赤夏さんは新型コロナウイルスの2回目のワクチン接種後、これまで経験したことのないような悪寒に襲われます。「こんなに活きのいい悪寒初めて」。斬新な表現にネットユーザーからは、「いきのいい悪寒わかります」「いい表現ですね」「ポジティブ」「自分もこれでした」などの感想が続々と寄せられ、いいねの数は2万を超えました。
■高熱でペットボトルのふたが開けられず
さかのぼること数年前。赤夏さんはインフルエンザによる高熱のため自宅で動けなくなりました。食料や飲料が底をつき、近所に住む友人に届けてもらいます。やっと手に入れた2リットル入りペットボトル飲料でしたが、高熱で指先に力が入らず、肝心のふたが開けられないというアクシデントに見舞われます。
このときの体験をワクチン接種前の準備に生かします。
体調が悪いときは大きなボトルよりも「軽くて持てる物が大事」と500mlのペットボトル飲料を数本購入。解熱剤や冷却シートなどを入れた「副反応セット」も作り、枕元に置きました。
ワクチン2回目接種の当日。朝のうちに接種を終え、まっすぐ帰宅。大きな体調の変化もないまま時間が過ぎます。「待ってたけど発熱こなかった」と寝床につきます。しかし夜中の1時ごろ、尋常でない大量の汗と熱っぽさ、激しい悪寒に目が覚めます。
「こんなに活きのいい悪寒初めてだ…!!」
■冷却シートは「特に役立ってくれました」
赤夏さんに話を聞きました。
ーー高熱と悪寒は大変だったかと思います。もう本調子ですか?
「3日目には熱などは治まりましたが翌日も頭痛が続き、普段通りに出歩けたのは5日目でした。以降はすっかり元気です」
ーー安心しました。「副反応セット」の中身は、500mlのペットボトル飲料、冷却シート、解熱剤、ゼリー飲料ですか?
「はい。他には空腹時にすぐ食べられるパンなど、冷凍庫にはアイスも用意していました。体温計は枕元に。予想以上に汗をかいたのでやはり水分は大切です」
ーー漫画の中には腕の腫れに冷却シートを貼るシーンもありました。
「注射部分が腫れて何度も貼り替えたので『冷えピタ』は役立ってくれました」
ーー投稿に対する「いいね」の数が2万を超え、返信欄はユーザーらの知識が集まる「知恵袋」のような役割も果たしています。
「友人やTwitterのフォロワーの中にもこれから接種を受ける方や、接種への不安を抱えてる方が多く、参考になる体験談はひとつでも多い方が良いなと思ったので、届けば良いなという気持ちで描きました。体調のしんどさをちゃんと伝えつつユーモアを交えて描くことで、同じように接種に関心や不安を持つ方にたくさん見ていただけて、副反応は大変だけど漫画にちょっと笑って肩の力を抜いてもらえたようでうれしいです」
◇ ◇
▽赤夏さん…漫画家。「山の彼方の君の学校」(一迅社)。関東関西の異文化を巡る散歩本「旅まんが異文化散歩」など、旅行記やレポ漫画も発表。
(まいどなニュース・金井 かおる)
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