お小遣いを渡している理由は? ※画像はイメージです(yamasan/stock.adobe.com)

みなさんの家庭では、子どものお小遣いはどのように渡していますか。小学生の子どもがいる全国の20~50代以上の親500人(女性345人/男性155人)に調査をしたところ、約4割の人が「定額制」と回答しました。また、お小遣いを渡している理由は、「やりくりを身につけてほしい」が最も多かったそうです。

株式会社ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)が運営する『お金の使い方調査隊』が、「子どものお小遣いに関する意識調査」と題して2023年5月~6月の期間にインターネットで実施した調査です。

調査によると、「お子さんにお小遣いを渡している」と答えた人は66.8%。これを子どもの学年別にみると、「1~2年生」は57.6%、「3~4年生」では65.6%、「5~6年生」では78.2%と学年が上がるにつれて高い割合となっています。

さらに、「毎月のお小遣い額」については、「~500円」(33.2%)、「~1000円」(29.3%)、「~2000円」(13.8%)、「~300円」(13.5%)などに回答が集まり、ボリュームゾーンは「301~500円」で、「1000円以内」の家庭が7割以上を占めています。

なお、平均額は「1103円」となっており、学年別では、「1~2年生」は「839円」、「3~4年生」では「925円」、「5~6年生」では「1434円」と、学年が上がるにつれて金額が高くなっていました。

また、「お小遣いの渡し方」については、「定額制」(39.2%)が最多となったほか、「報酬制」(26.9%)、「都度制」(11.7%)、「定額制+報酬制」(11.4%)などが挙げられました。回答者からのコメントは以下の通りです。

【1位:定額制】
▽月に400円ずつ。1年生から100円ずつアップ(40代女性/小4)
▽月1回、本人名義の銀行口座に振り込み(40代女性/小6)
▽月1回の定額制。決めた額以外は渡さないようにしています(30代男性/小3)

【2位:報酬制】
▽お手伝いの内容によって、1回50円などの報酬制(30代女性/小1)
▽勉強を頑張れるように、良い成績を取れたら渡す(40代女性/小4)
▽テストで100点を取ったらシールがもらえ、一定数たまったら1000円と交換(40代男性/小5)

【3位:都度制】
▽ゲームセンターなどで渡している(30代女性/小1)
▽友達と駄菓子屋に行くときに渡す都度制(30代女性/小5)
▽親子で話し合って、必要なものなら渡す(40代男性/小1)

【4位:定額制+報酬制】
▽月1回の定額に加えて、手伝いをした時に臨時報酬で与えています(40代男性/小3)
▽月1回1000円渡しています。またお手伝いをしたら、50円ずつ来月のお小遣いが増えていきます(30代女性/小1)
▽月1回の定額制と、「お手伝いや良い成績を取ったら〇円」のような報酬制を組み合わせている(50代以上女性/小6)

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最後に、「お小遣いを渡している」と答えた334人に対して、「お小遣いを渡している理由」を複数回答可で答えてもらったところ、1位は「やりくりを身につけてほしい」(100人)でした。次いで、2位「金銭感覚を身につけてほしい」(92人)、3位「お金の大切さを知ってほしい」(40人)、4位「仕事の疑似体験をさせたい」(35人)と続き、お小遣いを通して、マネーリテラシーを学ばせたいと考えている家庭が多いことがうかがえる結果となりました。回答者からのコメントは以下の通りです。

【1位:やりくりを身につけてほしい】
▽お金のやりくりを学んでほしいから(30代男性/小4)
▽お金の管理、収支をきちんと把握してもらいたいため(40代女性/小4)
▽持っている金額内でやりくりすることを覚えて欲しいので(40代女性/小6)

【2位:金銭感覚を身につけてほしい】
▽小遣い帳をつけさせ、金銭感覚を身につけさせるため(30代女性/小1)
▽「何を買えばいくらお金が減る」などの金銭感覚を身につけてもらいたいから(40代女性/小5)

【3位:お金の大切さを知ってほしい】
▽お金の大切さを学ばせるため(30代男性/小1)
▽お金の大切さをわかってもらうため(40代女性/小6)

【4位:仕事の疑似体験をさせたい】
▽「働いたらお金をもらえる」という社会勉強のため(30代男性/小2)
▽「働いて報酬を得ること」を学ばせたいので(40代女性/小6)
▽自分のやったことがお金にかわる感覚をつけるため(40代男性/小5)