璃櫻さんがツイッターに投稿した写真(画像提供:璃櫻さん)

ツイッターに投稿された献血にまつわるエピソード。「目頭が熱くなった」「とても尊い行い」と、大きな反響を呼んでいます。

投稿者は、2児の母である璃櫻(@keirio0213)さん。日本人の中で稀な血液の持ち主だという璃櫻さんは、以前から定期的に赤十字血液センターから献血のお願いを受け、その度に協力をしていたそう。璃櫻さんの血液が適合する、病を抱えた子が血液を必要としていたからです。

数日前、璃櫻さんは数年ぶりに「急遽どうしても必要に」とセンターから依頼を受けたといいます。献血に訪れた璃櫻さんは、何気ない日々の出来事として献血に行った旨をツイッターに投稿。すると、投稿は瞬く間に拡散され、15万を超えるいいねがつくほど話題となりました。璃櫻さんにお話を伺いました。

■「今後も献血協力をお願いしたい」と連絡が来た

元々定期的に献血をおこなっていたという璃櫻さん。10年ほど前に献血に行った数日後、突然センターから携帯電話に連絡が来たそう。なんでも、病を抱えたどこかに住む子どもの血液が璃櫻さんの血液と適合しているそうで、「今後も献血協力をお願いしたい」という旨の連絡でした。

その後、年に1~2回ほど10年間で10回程度献血をおこなったという璃櫻さん。「1度だけ緊急で年末にお願いされて時間外の血液センターに駆け込んだこともありましたね」と振り返ります。

もちろん、血液を必要とする子どもがどこに住んでいるのか、年齢や性別、どんな病気を患っているのかなど、璃櫻さんは知りません。しかし、どこかその子に親近感を覚えたこと、親御さんの気持ちを思うと、「自分に出来る協力を」という気持ちになったそう。無理のない範囲で献血を続けてきたといいます。

璃櫻さんの見返りを求めない行いに、「命を繋ぐ尊い行為ですね」「長年の行動、尊敬します」と絶賛の声のほか、家族や自身が輸血を経験した人からは感謝の声も多く届きました。

大きな反響に、璃櫻さんは「本当になんでこんなにバズってんだろ?っていうのが本音でした。頼まれたら皆するだろうし.なんでこんな事になってるんだって感じです。自分の発言がこんなに反響を呼ぶ事にちょっとだけ怖さも感じました」と驚きを隠せません。

その一方で、「ただ献血センターの皆さんが献血事業や骨髄バンク事業に苦労されていることは知っていたので皆さんにこの機会に献血に行ったり、骨髄バンクに興味を持ってもらえたらと今は思ってます。私も骨髄バンクに登録してます。いつかオレンジ色の封筒が届くといいなぁと思ってます」と語ります。

もし、血液を必要とする子に声を掛けるとしたら、璃櫻さんはどんな声を掛けるのでしょうか。「ツイートにも書きましたが、『君に未来を!頑張れ!』ですね。治療のため頑張っているでしょうから、きっと治って素敵な未来が来るよって伝えたいです」。

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献血を行うには、方法により基準が異なります。献血基準や地域別の献血ルームなどは日本赤十字社の公式サイトから確認ができます。

(まいどなニュース・門倉 早希)