情報通信のウェイブダッシュ(東京都)が運営する地域応援サイト「生活ガイド.com」は、難読駅ランキング 東日本編のトップ10を発表しました。難読地名の宝庫ともいえる北海道が独占、かと思いきや意外な結果に。あなたはいくつ読めますか。
このランキングは、生活ガイド.comが厳選した東日本にある駅の難読駅を、クイズ形式(読めるまたは読めない)にし、生活ガイド.com会員が回答。読めなかった場合には、その駅に1票をカウントし、読めなかった票が一番多い駅を1位として、ランキングを作成しました。
1位に輝いたのは、千葉県市原市にある「飯給駅」。小湊鐡道の駅で「いたぶ」と読みます。日本武尊(やまとたけるのみこと)が東国の蝦夷を鎮圧するためにこの地を通ったとき、住民から飯を献上されたところから名付けられたとされています。
飯給駅といえば、構内にある藤本壮介氏設計の「世界一広いトイレ」が有名です。柵に囲われた広い敷地の中に、ガラス張りのトイレだけがあるというもの。正式名称は「Toilet in Nature」といい、自然を感じながら用を足せるようにデザインされたアート作品となっています。女性用トイレのため男性は使用できないそうです。
【小湊鐡道総務部の担当者コメント】
他の駅名も難しい中(私は全く読めなかったデス…)、小湊鐵道の14番目の駅である当駅を選んで頂き大変光栄です。飯給駅には自称「世界一広いトイレ」があります。女性用トイレではありますが大自然の中にポツンと立っています。不思議体験を是非お試しください。春には桜が咲き、夜ライトアップされると非常に幻想的な景色が見られます。
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ランキング2位から5位の難読駅を紹介します。
第2位 打保駅(岐阜県 飛騨市)
読み方は「うつぼ」。JR東海高山本線で高山駅管理の無人駅。丸形の屋根の駅舎が特徴です。また、高山本線で唯一構内の分岐器がスノーシェルターで覆われています。
第3位 及位駅(山形県真室川町)
読み方は「のぞき」。JR東日本奥羽本線の駅。1904年10月に開業しており、山形県と秋田県の県境付近に位置します。及位駅の名前の由来は所説ありますが、付近で行われていた山岳修行があり、険しい断崖で宙づりになって崖の横穴をのぞき込む修行に由来するというのが有力な説とされています。
第4位 北一已駅(北海道深川市)
読み方は「きたいちやん」。JR北海道留萌本線の駅。1955年に開業。サケやマスが産卵する川底を意味するアイヌ語が由来とされています。
第5位 安足間駅(北海道愛別町)
読み方は「あんたろま」で、JR北海道石北本線の駅。アイヌ語の「アンタル・オマ・プ(淵のある場所)」が由来とされています。
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